
こんにちは*
SKY REACHのさくらです。
本日は韓国でのTOEIC受験方法についてお話していきます◎
CA受験を考えている方にとってTOEICは必須項目となります。
ただエアライン採用はいつ募集が出るかわからないため、急なTOEIC受験では間に合わないことも…。
そんな中お隣の国、韓国では、1ヶ月に2回~3回試験が開催されているため、急に点数が必須になっても間に合う可能性が高いです。
今回は韓国のTOEIC受験についてまとめていますので、ぜひ最後までお読み下さい*
韓国のTOEICについて
韓国は日本に比べてTOEICの試験回数が多いです。
高い英語力を求められる韓国社会にとって、TOEICは当たり前ということですね。
日本の平均点数は574点の中、韓国の平均点数は679点です。(下記URL参照)

韓国の平均点数はアジアの中で3位と上位に位置しています。
このように平均点数でも約100点の差がある韓国ではTOEICは重要であり、試験日数も充実しています。
ご参考までに2023年7月末以降の日程はこちらです。

8月に関しては3回も実施されていますね。
では実際に韓国のTOEICは日本とどう違うのかご説明していきます。
受付が3日前まで可能
上記の画像で「受付区分」に、「定期受付」と「特別受付」に区別されている点についてご説明します。
「定期受付」 | 「特別受付」 | |
料金 | 48,000won(2023年度) | 52,800won(2023年度) |
受付 | 約2週間前まで受付可能 | 約3日前まで受付可能 |
通常、約2週間前までですと、通常料金の受付が可能ですが、急に点数が必要になったり、受けた試験の出来栄えが悪くて、もう一度すぐに受けたい場合は特別料金になりますが、約3日前までの受付が可能です。
特別料金といっても、日本の試験代に比べると安く感じますよね。
また日本では一度受付すると返金不可ですが、韓国は返金可能です。
スコアは10日で確認可能
韓国TOEICのいいところは、試験から約10日でスコアが出ます。
成績は全てオンラインで確認することができ、成績表に関しては1度だけ印刷が可能です。
日本ではやっとオンライン化が進んでいる中、すぐにスコアを確認できるなんて嬉しいですよね。
郵送での受け取りも可能で、成績発表日より約7~10日で受け取り可能です。(韓国に住所がある場合)
当日の受験票や証明写真は不要
日本では受験票が郵送で送られ、当日の必須持ち物ですが、韓国では登録したメールアドレスまたは電話番号、カカオトークに受付番号、時間、会場の部屋番号などの連絡が来ます。
また証明写真も日本では当日の必須持ち物ですが、韓国ではインターネット受付の段階で顔写真を登録するため、当日は本人確認ができる証明(パスポートまたは外国人登録証)のみ持参となります。
これより受験方法について詳しく説明していきますので、登録を考えている方は事前にオンライン用顔写真を用意をしておいてください。写真の基準は以下となります。

韓国でTOEICの受験方法
韓国ではこちらのサイトから会員登録して受付が可能です。
日本語翻訳すると日本語でも表示されます◎

外国人の登録方法


もし韓国にお友達がいるのであれば、その方に手伝ってもらうのが一番早いです…。
上記の番号から臨時番号を発行してもらい受付することができます。
臨時番号は発行できても韓国の電話番号と住所が最終的に必須になりますので、そこは注意が必要です。
※今回は外国人登録証のない外国人の受験法方についての説明です。
まずは先ほどのURLからYBMのサイトに入ります。すると右上にログインと表示されるのでそちらを選択してください。

次に、非会員を選択。

外国人認証選択。

右側の「C/S Center Issue Number」を選択し、「I don′t have the C/S center issue number」にチェック。※韓国の外国人登録証がない外国人のみ発行が可能です。

各項目を入力し、「Submit」。

するとこのような画面が表示されますので、登録したe-mailアドレスを確認してみてください。

番号が発行される。

ログイン画面に戻り、非会員を選択し外国人認証を選択。


今回は「I have the C/S center issue number」を選択。

発行された番号を入力し、「Log in」。

無事にゲストとしてログイン成功!!

メニュー欄の試験受付を選択。

好きな日程を選択。

場所を選択。

全てに同意する。選択事項は任意。

個人情報の入力。冒頭でお伝えしていた顔写真の登録が必要になります。また、電話番号と住所は韓国のものが必須のため、お友達の番号と住所を借りてください。

クレジットカードで決済可能。

完了すると詳細メールが登録したメールアドレスに送られてきますので、そちらをご確認ください。
試験日当日
当日の持ち物はパスポート、筆記用具、アナログ時計のみで大丈夫です。
TOEIC試験の当日に、登録したメールアドレスに部屋番号、座席番号の詳細が送られてきますので、そちらを確認して自分の席を確認してください。
当日は該当部屋の外側に、下記画像のような座席表がありますのでそちらを参考に席についてください。

席に座ると、試験監督から解答用紙を配られます。
日本と違う点がいくつかあるので詳しく説明していきますね。
解答用紙の記入方法

この段階ではまだスマホを見れるので、朝送られてきたメールアドレスを確認しながら記入していきます。
①試験当日の日付を記入
②韓国語名を記入(事前にグーグルで翻訳してメモしておいてください)
③ローマ字名を記入
④漢字名を記入
⑤試験会場を韓国語で記入(確認メールに記載があるのでマネして記入)
⑥部屋番号記入(試験会場同様、確認メール通りに記入)
⑦【重要】※これを忘れると無効となります※
日本にはありませんが、韓国では「私は、解答用紙に記載された受験者と同一人物であることを、自筆にて証明いたします。」という文字をハングルで書かなけれないけません。赤線の部分のハングルをそのままマネて書いてください。
⑧試験直線に問題用紙が配られるので、その番号を記入

試験監督は優しいので、分からなければ教えてくれますよ♪

①受験番号記入
②生年月日記入
③性別選択
④ハングル名記入
外国人の場合、マスが足りないですが、名字の途中まででOKとのことです。そこまで試験に影響がないとのことなのでわからなければ記入しなくてもいいとのこと。
その他は任意のアンケートになるので、必須ではありません。
韓国語がわからない場合は記入なしで大丈夫です。
日本と韓国のTOEICの違い
以下韓国のTOEICについてまとめましたので参考にしてください*
①スマホは回収
特定のカバンに電源を切って回収します。その際の名前を書くシールを配られるので名前を書いてスマホに貼ってください。基本的に席通りにカバンに保管します。
②問題用紙に問題がないかチェックする
韓国では印刷ミスがないかを確認する時間があります。その際に問題を解いている方も大勢います。後で問題用紙を変更することは不可なので、しっかり1枚ずつ見てください。
③リスニングの際にリーディングが解ける
韓国人はみんなしている解き方です。韓国ではリスニングセクションでリーディングを解くことが許されています。PART5の10問目くらいまでPART1の説明の段階で解いている人が多いです。
④リーディング中にトイレに行ける
リスニングでは退出不可ですが、リーディングでは退出可能です。トイレが近い席だと少し集中が途切れてしまいます。
⑤試験終了前にアナウンスがある

いかがでしたでしょうか?
平均点数の高い韓国のTOEICは日本よりも問題内容が難しいと言われていますが、外国人でも受験は可能なので、ぜひトライしてみてください♪
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです*
最後までお読みいただきありがとうございました。